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渡部昇一先生の死を悼む

 日本を正す評論家、言論人として八面六臂の活躍をされていた渡部昇一先生が、他界された。おん年86歳であった。

 私が先生のことを初めて知ったのは、大学生の頃である。上智大学の教授として、幅広い評論活動をしており、当時から先生の知識の広さと深さ、その鑑識眼の確かさには敬服していたものだ。他の評論家も幾多の方がいるが、私が知的好奇心の刺激を受けたのは、渡部昇一先生が筆頭だったように思う。


 先生はここ数日体調を崩されていたということだが、自宅で心不全で亡くなったということは、考えによっては大往生ではなかったのかと思う。

 私も命の限り、日本国のために働きたいと思っているが、ある意味で理想的な死に方でもあると思う。

 ある意味で、先生の他界は惜しまれるが、後に残された私たち愛国者の果たすべき役割にも、一層大きいものがあると自覚すべきである。

四月十八日   北面武士




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